2004年に僕は母校の芸術系の大学の研究助手として仕事を始めました。大学に約5年間勤務した後、IT企業の広報担当者になりました。勤務先の製品やサービスについてプレスリリースなどで情報を発信し、メディアに取り上げてもらうことに力を入れていました。2013年頃、妻に二人の子供たちに英語を家で教えるようお願いされ、それをきっかけに自分でも英語を再び学び始め、英語の母語話者と話す機会をできるだけ多く持つようにしました。
そうした語学交換パートナーの一人で、スウェーデンの国際機関に勤務する女性が、その国際機関のマーケティング・オフィサーの採用試験を受けてみないかと誘ってくれました。それをきっかけとして、国内外の国際機関と日本にある外資系企業の面接試験を受け始めました。
2016年に本部がニューヨークにある外資系の広告代理店の東京オフィスのPRマネージャーのポジションに就きました。バイリンガル・ポジションで英語で仕事を使う機会が増え新鮮でした。
2019年7月、本部がソルトレイクシティーにあるリーダーシップ研修とコンサルティングを提供する会社の日本オフィスのマーケティング・マネージャーになりました。マーケティングを専門にするのは今回が初めてです。とはいえ、広報とマーケティングは密接につながっているのですべてが初めてというわけではありません。今、取り組んでいるのは会社のマーケティング業務を効率化するために、マーケティング・オートメーションの仕組みを整えることです。学ぶべき事がたくさんありますが、新しい挑戦にやりがいを感じ、楽しみながら仕事をしています。(2019年8月24日)
No comments yet.